オリックス森友哉捕手(28)が2日、大阪市の球団施設で契約交渉に臨み、年俸4億円で更改した。今季から4年契約を結んでいるが、金額は1億9000万円アップとなった。

リーグ3連覇に貢献すると公言して、西武からFA移籍。打率2割9分4厘、18本塁打の活躍で捕手のベストナインを獲得し、有言実行してみせた。

「最低限の活躍はできたと思うけどまだまだ実力不足。キャリアハイを目指していたが到底届かない数字だった」と反省交じりに振り返った。

初めて組む投手たちを手探りでリードしながら、外野も守った。ゴールデングラブ賞の若月健矢捕手(28)との併用がチームの大きな武器になった。同一チームにベストナインとゴールデングラブ賞の捕手が並び立った。

来季は移籍2年目。「ワカ(若月)とリョウ(石川)と勝負できたら。試合に出ることが大前提ですけど、その中でもう1回、捕手にこだわってやっていきたい。ある程度、投手の特徴も性格も把握したので、来年は頑張りたいです」。本職への強いプライドをにじませた。(金額は推定)

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