中日石川昂弥内野手(22)が退寮を機に飛躍を図る。13日、ナゴヤ球場で打撃練習などを行った同選手は「1人暮らしの不便もなく、野球への影響はありません」と力強く語った。11月末に選手寮「昇竜館」を退寮して、名古屋市内で新生活をスタートさせた大砲候補が、野球での独り立ちも加速させる。

昨年の左膝手術を乗り越え、プロ4年目の今季は自己最多121試合に出場。13本塁打45打点と中心打者としての礎を築いた。来季は同じ右の長距離砲・中田が加入。今季ブレークした細川との3人で得点力増の中心軸が期待される。退寮により、食生活を始め、より一層の自己管理も求められるが「何も問題ありません」ときっぱり言い切った。

10月の「みやざきフェニックス・リーグ」で違和感を覚えた左膝の状態も今は問題なく、周辺施設やナゴヤ球場で今オフも練習を重ねていく予定だ。

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