オリオールズからFAとなっている藤浪晋太郎投手(29)が17日、兵庫・宝塚市内の阪神競馬場で「朝日杯フューチュリティステークストークショー」を参加した。

競馬場中央のステージに登壇すると、阪神時代のグッズを手にした大勢のファンから歓声が上がった。38年ぶり日本一を達成した古巣に「逃げ切ってそのままぶっちぎって圧勝ですね。シーズン前から勝つんかなと思っていたので、手応え抜群でしたね」と競馬に例え、笑いを誘った。

競馬は「普段から。アメリカからも馬券買っております」と語るほど、大の競馬好き。テレビ番組でジャパンカップの予想をした際には「単勝30万円」をつぎ込み、惨敗した。今回は「取り返しに行きます」と力を込め、観客からも笑いが起こった。

本命はズバリ「ジャンタルマンタル」。過去のレースや騎手、調教師といったデータを力説し、予想した。これには、ともに登壇した佐藤哲三元騎手(日刊スポーツ評論家)も「さすがです」と笑った。

ステージ前では大勢のファンがトークショーに聞き入った。最後には集まったファンへ「笑って帰りましょう」と呼びかけ、会場を盛り上げた。