オリックス宇田川優希投手(25)が阪神湯浅京己投手(24)、巨人大勢投手(24)から刺激を受け、クローザーに興味を示した。

今月14日に湯浅、大勢に同じく今春WBC侍ジャパンでチームメートだった巨人戸郷翔征投手(23)を加えて会食。湯浅と大勢は抑えを担っており、「1個下ですけど、負けたくないというライバル意識がある。いずれ僕もクローザーをやって2人に負けないようにして、球界を代表するようなクローザーになりたいなと思っています」と闘志を燃やした。

宇田川は今年7月15日ソフトバンク戦でプロ初セーブを挙げるなど2セーブを記録した。チームには日米通算250セーブの平野佳寿投手(39)が抑えを務めており、「平野さんは『簡単じゃない』って言うんですが、こっちから見たら淡々と投げている。難しいなと僕は思ってるんですけど、そういうふうに見せないお手本になる先輩がすぐ近くにいるので、見て勉強しようかなと思います」とベテランの技を盗むつもりだ。

湯浅と大勢とはリーグは違うが気になる存在だ。「結果も見ていますし気になる。活躍していたり、いい球を投げているので、そういうのを見て頑張ろうと思える」。2人に負けたくない数字を2つ挙げ、「防御率で勝ちたいですし、奪三振率もこだわってやっていきたい」と対抗心を燃やした。