阪神秋山拓巳投手(32)が2月1日のキャンプ初日から岡田監督にアピる。

23日で年内の鳴尾浜での練習を終了。「2年間(登板合計7試合で)何もできてない。まだ来年チャンスあるんで、やり返さないと。後悔しないように」と気合を入れた。練習は質より量を強調し「もう1回量こなせるように」と今オフは朝イチから大粒の汗を流して、追い込み続ける。

反省点は来季へ生かす。「キャンプインの入りがあんまり良くなかった。(来季の)キャンプインは若手と同じように動ける体を作って入りたい」。

“定位置”のこだわりはないことも明かし「正直、別に先発にこだわっていたわけでもない」とリリーフでの出陣OKも強調した。

2軍では先発として2年連続最多勝を獲得。首脳陣からの配置転換にも首を振らないつもりだ。「まずは見てもらえる状況を作らないと。今年は特に作れていなかった。判断される、評価される状態を持ってくるのが一番」。不退転の覚悟で臨む。【中島麗】

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