ヤクルトからトレード移籍が決まった西武元山飛優内野手(25)が25日、埼玉・所沢市内の球団施設で入団会見に臨んだ。背番号は「30」に決定。遊撃を中心に二塁、三塁をこなす内野手は「まずは守備からアピールしていきたい。どんな形でも1軍で試合に出て貢献していきたい」と意気込んだ。

東北福祉大をへて、20年ドラフト4位でヤクルトに入団。プロ1年目には主に遊撃手として97試合に出場し、打率2割5分5厘を記録している。西武では不動の遊撃手源田や二塁手の外崎をはじめ、内野手の競争は激しいが「なんとか生き残って、はい上がっていけるように」と気合は十分。24日には母校の佐久長聖(長野)が全国高校駅伝で大会新記録で優勝した。後輩の姿にも刺激されながら「1月の自主トレではしっかり走り込んでいきたい」と力を込めた。

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