02年から06年まで西武でプレーした張誌家(チャン・ズージャ)さんが心筋梗塞のため死去したと2日、台湾の複数メディアが報じた。43歳だった。

地元テレビ局TVBS電子版によると、中国本土に滞在していた張誌家さんは5日に台湾に戻ってゴルフをする予定だったが、元日に連絡が取れなくなり、不審に思った家族が友人に安否の確認をお願いしたところ、遺体で発見されたという。

台湾出身の元右腕は02年4月に西武と契約。途中入団ながら故障離脱していた松坂の穴を埋め、1年目で10勝4敗1セーブ、防御率2・71と好成績を残した。04年は9勝を挙げ、チームの12年ぶり日本一に貢献。しかし05年以降は故障で1軍登板がなく、06年限りで退団した。08年、09年は台湾のLa Newベアーズ(現楽天モンキーズ)でプレー。NPB通算63試合で26勝19敗、防御率3・81。