現役ドラフトで楽天から広島に移籍した内間拓馬投手(25)が22日、マツダスタジアムでの合同自主トレに合流した。スパイクはまだ楽天時代のものを着用し、練習の流れも分からない中、同学年の森浦やアドゥワらに声をかけられながら汗を流した。ブルペンにも入り、捕手を座らせて20球。新天地での第1歩を踏み出した。

20日まで宮古島で合同自主トレを行っていたDeNA山崎から助言を受け、ツーシームの改良に取り組んでいる。昨季まではチェンジアップのように奥行きを使う球種としていたが、山崎が操るツーシームのように鋭く落ちる縦変化を求める。「キャンプに入って、手を加えてやっていきながらですけど、イメージだけはツーシームをしっかり投げられるように。ちょっと鋭く、角がある(ほどの変化)というイメージでやりたいと思います」。新天地での新たな武器とするため、試行錯誤していく。