ソフトバンク武田翔太投手は、ロングリリーフを含めた中継ぎ起用となりそうだ。

倉野1軍投手コーチが「もう本人に伝えていますけど、今のところ中継ぎでスタートします」と明言。昨季はリリーフとしては27試合に登板し、防御率2・50だった。同コーチは「この先変わる可能性もある」としつつ「メンタルと技術的なスキルと両面で考えた時に、中継ぎの方が彼の最大限のパフォーマンスを発揮しやすいんじゃないか」と説明した。

◆2012年の武田 宮崎日大時代は「九州のダルビッシュ」と称され、11年ドラフト1位でソフトバンク入団。7月7日の日本ハム戦(札幌ドーム)でプロ初登板し、6回1安打無失点でプロ初勝利。5回までノーヒット投球という、鮮烈なデビューを飾った。その後も無傷の4連勝で、9月25日のオリックス戦(京セラドーム大阪)では4被安打7奪三振でプロ初完封勝利を挙げた。11試合で8勝1敗、防御率1・07。新人王はロッテ益田に36票差で及ばなかったが、優秀新人賞として特別表彰された。

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