阪神前川右京外野手(20)がオトナの誓いを立てた。

24日、兵庫・西宮市の球団事務所で森木、中川とともに粟井球団社長から20歳の記念品を受け取った。20歳になった実感は「お酒が飲めるようになった」こと。年末年始には祖父が孫の飛躍を願って買ってくれた奈良の銘酒「出世男」を2人で酌み交わしたという。「(出世男は)おじいちゃんの願いかなと。一緒に飲ませてもらいました」。

高卒2年目の昨季、1軍デビュー。33試合に出場し、成績は打率2割5分5厘、0本塁打、7打点。今季は1軍に定着して出番を増やし、初アーチなど自己ベストを目指す。「昨年はいい経験をさせてもらった。それを無駄にしたら消えてしまうので、今年やるんだという気持ちは強い」。祖父の願いに応えるべく、3年目の“大出世”を狙う。

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