西武の「おかわり君」こと中村剛也内野手(40)が25日、埼玉・所沢市内の球団施設で自主トレを公開した。

プロ23年目、通算500本塁打に残り29本と迫って迎える今シーズン。この日は源田壮亮内野手(30)と一緒に打撃マシンを相手に打ち込んだ。

目標について問われると「できれば30本ぐらいは打ちたい。なかなか難しい数字にはなってくると思うんですけど、ここ何年も30本打てていない。しっかり打てるように、今は準備している」と口にした。

これまで471本の本塁打を積み重ねてきた。08年に46本を放ち初の本塁打王に輝くと、09年、11年にはシーズン自己最多48本のアーチを描くなど、計6度本塁打王を獲得している。

出場試合数や打席数が減っていることもあるが、19年に30本塁打を放って以来、ここ4シーズンは大台数字から遠ざかっている。昨季は88試合で17本塁打。「やっぱり試合に出ないと、打席に立たないと、そういう1本が生まれてこないと思う。去年より試合数もたくさん出て、打席も多く立てるように頑張っていきたい」と決意を示した。

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