阪神原口文仁内野手(31)が27日、神戸市の「チャイルド・ケモ・ハウス」を訪問し、寄付金を手渡した。

小児がんなど小児慢性特定疾病で長期入院している子どもと家族が滞在できる療養施設。自らが大腸がんを患ったことを契機に19年11月に初訪問。活動は「自分の使命」とし、交流と寄付を続けてきた。2度目の訪問となった今回はキャッチボールなどで交流した。

手術から5年が経過。23日の診察で「完治」を告げられた。「みなさんにいい報告ができた。少しでも力になれたらという思いで頑張ってきた」と感慨。「治療の大変さやご家族の気持ちを、自分なりに知れたつもりなので、少しでも前を向いてもらえるきっかけを作りたかった。タイガースのユニホームを着ていると影響力があるので、これからも一生懸命に取り組みたいです」と気持ちを新たにした。

【関連記事】阪神ニュース一覧はこちら―>