広島床田寛樹投手(28)が、マイペース仕上げを認められた春季キャンプで、変化球を磨く。

日南1次キャンプ、沖縄2次キャンプともに、1軍同行が決定。ただ前年8月に骨折した右足首に痛みが残る状態で先発ローテーションを守って、チーム最多11勝を挙げた23年を踏まえ、調整のペースなどは自身で考えることを首脳陣に認められた。「キャンプはケガをしないことと、ちょっと多めに変化球を練習しようと思っています。チェンジアップとカットボールを重点的に」と、投球の幅を広げていく練習に狙いを絞った。

22年8月3日DeNA戦(横浜)の走塁中につまずいて転倒し、右足首を骨折。1年以上たった今でも「(右足首は)痛いですよ。それは変わらないので。治療を受けながら、日によって変わったりもするので、状態と相談しながらになりますけど、そこは昨年と変わらず、付き合っていくものだと思うので、うまく付き合いながらできればいいなと思う」と状態を明かす。大けがの後遺症を抱えながら、投げて打って走っての奮闘を今季も続ける。

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