広島の新外国人のマット・レイノルズ内野手(33=レッズ3A)とジェイク・シャイナー内野手(28=マリナーズ3A)が30日、マツダスタジアムで入団会見を行った。

メジャー通算225試合出場のレイノルズは185センチ、95キロの内野手で、昨季は3Aで115試合で打率2割6分6厘、22本塁打、90打点、OPS・865をマークした。メジャーでは捕手以外のポジションを守った実績があり「守備に自信があるので、そこを見てほしい」と胸を張る。広角に打ち分ける打撃に自信をのぞかせる。「とにかく一生懸命、毎試合毎試合、自分の力を出し切ることをまず約束します。チームが勝つためなら、何でもやろうと思っていますので、そういう一生懸命な姿というのを球場で見てほしいと思います」。ハードワークを誓った。

シャイナーはメジャー経験はないものの、昨季3Aで124試合で打率2割5分2厘、30本塁打、105打点、OPS・878をマークした。会見にはチームカラーの赤いネクタイをし「これからの野球人生で、素晴らしいものをつくり上げていきたい」と日本での成功を目標に掲げる。「自分は我慢強い打者だと思います。アグレッシブに行くところはアグレッシブに。四球を選ぶことも可能ですし、全方向にしっかりと長打を打てるのも特長だと思います」。期待される長打に加え、勝負強い打撃も持ち味と自己分析する。

2選手ともに米国で自主トレを続け、明日31日にチームメートとともに宮崎・日南入りする。

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