侍ジャパン井端弘和監督(48)が2日、日本ハム1軍キャンプ地の沖縄・名護を訪問した。この日は宜野座で阪神、金武で楽天を訪問し、最後に新庄剛志監督(52)や前侍ジャパン監督の栗山英樹CBO(62)がいる日本ハムに吉見一起投手コーチ(39)とともに訪れた。

三塁側ベンチ前で練習を見ていた井端監督の元へ新庄監督が「監督、監督!」と声をかけて登場。吉見コーチも交えて談笑した。

その後、昨秋のアジアプロ野球チャンピオンシップで日本ハムから選出され、優勝に貢献した万波中正選手(23)、野村佑希内野手(23)、根本悠楓投手(20)があいさつに訪れた。元中日の郡司裕也捕手(26)や谷元圭介打撃投手(39)、さらに現場に居合わせた元日本ハムの杉谷拳士氏(32)もちゃっかりあいさつに訪れた。

井端監督は「昨年の秋に来ていただいた根本投手と野村選手と万波選手と会話できたっていうところは非常に良かったなと思います。秋はMVP級の働きを根本選手も万波選手もしてくれた。2人がいたから優勝できたのかなっていうのもありますので」とコメント。さらに「春にまた呼ぶメンバーの動きも見られたのは良かったなと思います」と話した。

さらに昨春WBCで世界一奪回を果たした侍ジャパン前監督の栗山CBOとも会談。監督就任後は電話で会話はしていたが、会うのは初めて。会談内容については「今後の野球についてですよね。まだまだ先、WBCだったりオリンピックがある。そこを見据えてっていうところで、お話いただきました。自分も就任した時からある程度ね、先々を見据えて若い選手をどんどん経験させて、そこでいい成績を出さないといけないのかなって思っていますので、その辺は栗山前監督も同じことを言っていて安心しました」と笑顔を見せた。

侍ジャパンは3月6、7日に欧州代表との強化試合(京セラドーム大阪)を予定し、11月にはプレミア12を控えている。

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