阪神の井上広大外野手(22)と前川右京外野手(20)が1軍宜野座キャンプの2日、野口恭佑外野手(23)の柵越え連発に発奮した。

全体練習後の特打で5連発を含む26発を放った野口のあとに特打に入った井上と前川。井上は133スイングで28本、前川は112スイングで16本と左右の若手長距離砲が存在感を示した。ともに岡田彰布監督(66)の前で迫力のある打撃を見せた。

井上はプロ5年目で、オフには巨人岡本和真内野手(27)、DeNA牧秀悟内野手(25)にそれぞれ弟子入りして自主トレを行った。前川は低酸素トレーニングを取り入れ、1軍完走を目標に掲げる。

岡田監督は外野のレギュラーについてキャンプ前に「特に外野はなあ、分からんよ。はっきり言うて」と中堅の近本光司外野手(29)以外は確約せず。左翼と右翼を争って、早くも若手が火花を散らせている。

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