西武が今季3度目の4連敗。4月にして借金は10に膨らんだ。

またも接戦を落とし、7回1失点と好投した平良海馬投手(24)に応えられなかった。日本ハムの左腕山崎の前に、5回まで走者を出せず。6回に金子侑司外野手(34)の左前適時打で一時追いついたが、後が続かず、打線はわずか3安打に終わった。

前カードのソフトバンク戦は3試合とも1点差のサヨナラ負け。この日も同点の8回に失策絡みで勝ち越しを許し、惜敗した。ここまでの18敗のうち13敗が1点差。松井稼頭央監督(48)は「(山崎を攻略できなかったのは)テンポ、緩急じゃないかなと思います。投手はこれだけ頑張ってくれてるんでね。何とか勝ち越せるように。明日また月も変わるんで、頑張ります」と話した。

▽西武平良(7回1失点。4戦連続のクオリティースタート達成も2勝目ならず)「毎回出塁を許してしまいましたが、しっかり粘れました。3回2死二塁で、サイン通り動けてけん制で走者をアウトにできたのは大きかったと思います」