左肘手術などから復活を目指す阪神高橋遥人投手が、今キャンプ初のブルペン投球を披露した。沖縄・うるま市の2軍キャンプ地で捕手を立たせて20球を投げ込んだ。「今日はそんなに」と自己評価は高くなかったが、和田2軍監督は「腕も振れて、他の横で投げている投手と遜色ない球」と評価。当初はブルペン入りの予定はなかったというが「状態がいいから、そこにいき着いてるわけで。今日入れたっていうのは、すごくいいこと」と順調な調整ぶりを認めた。

捕手の後ろから見学したドラフト1位下村が「高橋遥人さんの球がすごいなと思って、見入ってしまった。全てにおいてすごい。迫力もあった」と圧倒されるほどの速球だ。2月中の実戦復帰を目指す左腕は「頑張ります」と力強い。今後は引き続き捕手を立たせてのブルペン投球を経て、球数を増やした上で捕手を座らせてのピッチングに移行する予定。慎重に段階を上げていく。

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