DeNA京田陽太内野手(29)が宜野湾キャンプ休養日の9日、室内練習場で汗を流した。トスマシンで緩やかなボールを繰り返し打ち返してスイングを確認。10日の紅白戦では紅組の「8番遊撃」で先発する。「明日も試合あるので、ちょっと動きたかった。アピールしないといけない立場なので内容より結果にこだわっていきたい」と照準を合わせた。

22年に砂田とのトレードで中日から加入。昨季は93試合に出場して打率2割2分7厘、1本塁打。出塁率を上げるためにとポイントを近めに設定していたが、打球速度は低下。「去年はポイントが近すぎた分、弱い打球というか。今永さんより打球速度が遅いみたいなデータも出てた」と今季からはポイントをより前に設定した。

6日のライブBPでは3安打を放っており、手応えをつかみつつある。「ここ数年、自分のバッティングを見失っていた時期もあった。ちょっとずつ自分のバッティングに戻ってきたのかな」と、ルーキーで新人王を獲得した17年のような打撃スタイルに回帰。「ショートでレギュラーとれるように頑張りたい」と正遊撃手のポジションへアピールする。

【関連記事】DeNAニュース一覧