巨人とのオープン戦に先発した阪神伊藤将司投手(27)が、3回7安打7失点と課題を残した。

初回に新生巨人打線にのみ込まれた。1死二、三塁から4番岡本和に右前への先制適時打を許すと、1死一、三塁からは吉川の二塁へのボテボテの打球を二塁手中野が後ろにそらす適時失策で2点目を献上。そこから5者連続のタイムリーを許し、一挙7点を失った。初回だけで球数40球を要するなど、らしくない立ち上がりをみせた。

2回以降は本来の姿を取り戻した。先頭岡本和を中飛、吉川を一ゴロ、佐々木を遊ゴロと3人で片付けると、3回は大城卓、秋広を難なく仕留めると、最後は湯浅に内角への直球で見逃し三振を奪い、降板した。

伊藤将の7失点はシーズン、練習試合、ポストシーズンを含めてプロ入り後自己ワーストとなった。

【関連記事】阪神ニュース一覧