阪神西勇がランチ特打で投手を務め、今キャンプで初めて打者を相手に投球した。森下と前川に計31球を投じ、安打性は8本。「コースに投げきれた。最終クールで投げて無事に大阪に帰るのは安心しています」。キャンプ打ち上げ前日に実戦形式での登板を終え、ホッと胸をなで下ろした。

右ふくらはぎ張りの影響でアップは25日に合流。一方、22日にはブルペンで133球を投じていた。「投げ込みに関しては満足してできたので、今は不安はない」と充実の1カ月間を過ごした。

門別ら若手投手陣が台頭する中、「毎年いい刺激をもらっています。1年でも長く自分が最年長で居続けられたら」と開幕ローテを譲るつもりはない。「自分がやれることをしっかりとやっていけたら見えてくる部分もある」。どっしりと調整を進めていく。

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