プロ16年目を迎えたロッテ西野勇士投手(32)が今季初の実戦登板に臨んだ。先発して2回を35球、2安打1四球1奪三振で1失点(自責0)。直球の最速は148キロだった。

初回、早々にピンチを背負った。先頭のソフトバンク牧原に対し、中飛に打ち取った打球だったが、中堅岡が落球して無死三塁。続く近藤に中前打を許した。1死一塁からは4番山川に四球を出した。

2回、先頭栗原に右翼線への三塁打を許して再び無死三塁。柳町を中飛、海野をフォークで空振り三振、牧原を二ゴロに仕留め、今度は無失点で踏ん張った。

西野は先発に転向した昨季、前半に6勝を挙げたが、右肩違和感もあって8勝(5敗)でシーズンを終えた。この日に向けては「真っすぐをどれくらい投げられるか。去年軸になったスライダーとツーシームがどれぐらいの精度で投げられるかを確認したい」と話していた。

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