阪神和田豊2軍監督(61)が1軍当落線上の選手に「自分らしさ」のススメを説いた。所用で訪れた鳴尾浜で「力以上のものは出そうと思わず、自分らしさ、アピールポイントを思いっきり出したらいいんじゃないかな。それを見て、上がこういう場面で使えるな、となると思う」と語った。

オープン戦と並行して行われる教育リーグは3月2、3日の広島戦(由宇)からスタート。岡田監督が“追試”としたキャンプ1軍組の野口、井上や、育成2位の福島圭音外野手(22=白鴎大)らが同行予定。1軍ではアピール不足を指摘されていたが、和田2軍監督は「踏みとどまるという気持ちではなく、もっともっといいものを見せてほしい。少し体も楽になって、本来の体のキレも出てくる。自分の持ってるものをまだ出せてないと思うから」と、本領発揮を期待した。