オリックス吉田輝星投手（23）が開幕1軍へ、勝負の3月を迎える。3月2、3日に行われる春季教育リーグ・ソフトバンク戦（タマスタ筑後）で登板する見込み。
「3月に入ったら一気に実戦メインになってくる。そこは形とか気にせず。実戦で出た課題を自然にできるくらいまで、練習でやるっていう過ごし方をしたいなと思います」。
日本ハムからトレード移籍し、今キャンプは1軍主体のAグループで過ごした。キャンプ中は対外試合3試合に登板し、計4回を投げ3失点。中垣巡回ヘッドコーチの指導を受けながら、体重移動などの課題にも取り組んでいる。「理解はできているし、どう体に覚え込ませるか。数も必要だと思うし。普段のキャッチボールから心がけないといけない部分でもある。そこは集中してやってます」。
開幕メンバーに名を連ねるためには、ここからの実戦で結果と内容を示す必要がある。シビアな争いに勝ち抜く覚悟だ。
