阪神が3回までに10安打5得点と、寒空の甲子園でたたみかけた。

初回、1番近本光司外野手(29)が、ヤクルト石川のシュートを捉えて左前打で出塁。2死二、三塁から4番大山悠輔内野手(29)が左前適時打を放ち、先制した。

2回には1死から木浪、坂本、近本、中野の4連続安打で追加点。3回は先頭の佐藤輝明内野手(24)の左中間二塁打から森下翔太外野手の三塁への内野安打で無死一、二塁とすると、井上広大外野手(22)がシンカーを捉えて左前適時打で3点目を挙げた。

さらに木浪が四球を選び満塁とすると、ヤクルト石川は続く坂本を遊ゴロ併殺打に打ち取ったところで降板。まだまだ猛虎打線は止まらず、代わったヤクルト沼田からこの日1軍合流した高寺望夢内野手(21)が2点適時打を放ち、この回一気に3得点とした。

今季対外試合での2ケタ安打は2月18日広島戦(コザ)で15安打して以来。日本一打線のボルテージが上がってきた。

【関連記事】阪神ニュース一覧