元オリックス投手のアレッサンドロ・マエストリさん(38)が特別始球式を行った。6、7日に行われた侍ジャパン対欧州代表戦では、欧州代表の投手コーチとして来日。その流れで今回の始球式を務めることになった。マエストリさんは12~15年までオリックス在籍。NPB史上初のイタリア生まれ、イタリア育ちの選手として、4シーズンで96試合に登板して14勝を挙げた。

始球式では捕手役に平野佳寿投手(40)、打席にT-岡田外野手(36)、球審は安達了一内野手(36)と現役時代をともしたメンバーが務めた。マエストリさんは力強く平野のミットに投げ込んだ。

「日本でプレーしているときよりも緊張しました。(日本には)本当にいい思い出があって、自分が野球をプレーした中でトップのリーグ。京セラドーム大阪は一番好きな球場でした。平野選手、比嘉選手には『コーチをやっているの?』と冗談を言いながら、今でもプレーできているのはすごいなと思います」と笑顔で語った。

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