ソフトバンク三森大貴内野手(25)とソフトバンク牧原大成内野手(31)の二塁レギュラー候補がそろって快音を響かせた。

三森は「8番二塁」で先発し、5回先頭で中森から右越えにオープン戦1号ソロを放った。直前に左足に自打球を受け、手負いのままの会心の1発で「結構痛かったです。打ってから『走らなくて良かった』と思いました」と苦笑いで喜んだ。

三森が打てば牧原大も黙っていない。6回1死一、三塁で代打で登場。同じく中森の直球を捉え、中越えの2点適時三塁打とした。「開幕まで結果を出し続けられるように頑張るだけ」。実戦で好守を連発している男が、バットで存在感を示した。

小久保監督は「スタメンは交互で使ってますけど、与えられたところでしっかり結果を残していますよね」と激しい争いを歓迎。開幕スタメンを決める決め手を問われ、「トータルです」と走攻守で競わせる方針を示した。

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