楽天田中将大投手(35)が13日のオリックス戦(静岡)で先発する。今季3度目となる実戦は3回、60球程度を上限にする予定。試合前日の12日は雨天のため、静岡県内の室内練習場で調整した。「順調にここまで前回登板から来たと、いいステップを踏めたというふうに思ってるんで、自分としても楽しみは楽しみです」と力を込めた。

昨年10月に右肘のクリーニング手術を受け、復活に向けて少しずつ前進してきた。今季初登板した2月24日中日戦(北谷)が1回11球で2安打無失点、3月6日阪神戦(甲子園)が2回26球で2安打1失点。前回登板は中10日で臨み、今回は中6日と登板間隔が短くなるが「特に問題もなく、いい調整はできたかなというふうに思います」と心配はしていない。

永井投手コーチは「内容というか、1球1球のボールの質、精度とかも踏まえて、何回も言うようですけど、登板後の確認とかそういったところ」とチェック項目を説明。その上で「ゲーム中では真っすぐの出力だったり、バッターの反応もそうですけど、そういったところも踏まえて見ていきたいかなと思います」と語った。

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