高卒2年目のロッテ田中晴也投手が、オープン戦初登板で“日本一クリーンアップ”を3者凡退に切った。

阪神戦の6回に3番手で登板すると、まずは3番ノイジーを4球連続真っすぐで遊ゴロに。続く4番大山をスライダーで空振り三振に仕留め、最後は佐藤輝をフォークで左飛に打ち取った。「いい入りができました。一番の武器はストレート。成長が球速という形で表れた」と話し、自己最速を1キロ更新する151キロをマークした。

走者を背負ってからが課題で、続けて登板した7回は3安打2失点だった。吉井監督は「走者なしの時は1軍で通用する球を投げてたと思います。(開幕後は)2軍のローテをしっかり回ってもらって、チャンスがあれば1軍でも投げてもらえたら」と期待。まずはオープン戦で本拠地初マウンドを踏んだ右腕は「ブルペンが一番緊張しました。1軍定着を目指して、1日でも早く初勝利できるように頑張りたい」と話した。

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