左ふくらはぎの故障で2軍調整中のヤクルト田口麗斗投手(28)が、16日のイースタン・リーグ開幕戦のオイシックス戦(戸田)で実戦復帰することが15日、分かった。

登板予定だった12日の春季教育リーグ・DeNA戦(横須賀)が雨で流れていた。この日、戸田での全体練習に参加。「新しいボールも準備してるんで、それはバッターの反応とか見たり。ゲーム感も出しながら」と意気込みを口にした。

昨季リーグ2位の33セーブを記録した守護神は、1軍キャンプ中の2月13日に患部の違和感を訴えた。幸いにも軽症だったことから早期復帰となり、「サポートしてくれたトレーナー陣のおかげ」と感謝した。故障明けで無理はさせられず、1軍合流は状態を見てとなりそうだが、開幕に見通しが立った。

明るい話題の一方、上半身のコンディション不良の小川はこの日が3度目のキャッチボールで、距離もまだ約30メートル。コンディション不良の奥川も約60メートルのキャッチボールをこなしたが、今後は未定。順調に調整を進めれば、早くて4月中の実戦復帰が見込まれるが、開幕は絶望的な状況だ。焦らず、早期復帰を目指す。

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