オリックス田嶋大樹投手が開幕ローテ入りに大前進した。ヤクルト戦は5回2失点。山田の先頭打者弾、サンタナにも1発を浴びるなど6安打を許したが、67球で終えられたことに手応えを感じていた。今回のテーマは球数を減らすことだった。

「すごく良かった。球数がイニングに対して20球以内に収まった。あの感じでいけたら7、8回いける。(これまでは)どうしても5、6回で100球いくことが多かったので」。ストライクゾーンでの勝負を心がけ、5回以外はすべて先頭打者に安打を許したが「相手もプロだし、仕方ない」と切り替えた。

中嶋監督も「この球場はちょっと慎重に入らないといけない部分はあるけど、慎重に入ったら球数も増えていくし、その点では十分」と納得顔。狭い神宮での被弾を差し引いても評価できると判断した。左肩のコンディション不良で出遅れていた左腕が、開幕へ準備を整えてきた。

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