腰痛で2軍調整中のヤクルト奥川恭伸投手が、4月中旬にも実戦復帰することが22日、分かった。この日、戸田球場のブルペンで、故障後初の傾斜を使った投球練習。中腰相手に30球を投じた。「(感覚は)まあまあですね」。来週にも座った捕手相手にブルペン入りする。「徐々に上げていける段階だと思います」と痛みもなく、次のステップへ移行している。

奥川は2年ぶりに1軍キャンプに参加。打撃投手までこなしていたが、完走間近の2月26日に帰京。一時は長期離脱の見方もあったが、復活の日は近い。

また、右肘の違和感で同じく2軍調整中の小川泰弘投手は故障後初めてブルペン入り。座った捕手相手にカーブ、フォークなどを交えて31球を投げ込んだ。「後退していない」と順調ぶりをアピール。実戦復帰は来週中の見込みだったが、焦らずに4月頭を見据えている。

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