DeNA平良拳太郎投手(28)が、打たせて取る投球で本領を発揮した。

6回無失点の17日のイースタン・リーグ・ロッテ戦(浦和)から中5日で先発。テンポの良さとコーナーを投げ分ける丁寧な投球で凡打の山を築いた。

2回2死から日本ハム・レイエスに右前への初安打を浴びるも、バットの先っぽに当たった不運な当たりで、5回2死から代打石井に中前打を許すまでクリーンヒットがなく、持ち味の打たせて取る投球を披露した。6回3安打無失点で84球を投げて降板。「ストライク先行のイメージを持ってゾーン内で勝負できたかなと思います」と振り返った。

開幕2戦目の30日広島戦(横浜)での先発が濃厚な右腕は「最後に良いピッチングができた。その前のファームの時からいい状態が続いているので、このまま入っていければ」と1週間後の開幕を見据えた。

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