DeNA山崎康晃投手(31)が守護神として開幕を迎える可能性が25日、高まった。オープン戦では4試合に登板して、いずれも無失点と抜群の安定感を誇った。生命線の直球に加えて今季は新球チェンジアップにも挑戦。オープン戦でも繰り返し試した。昨オフの自主トレは例年より1カ月早く始動し、ハードなトレーニングと食事制限に取り組んできた。

昨季は守護神で開幕を迎えるも、7月に中継ぎに配置転換。森原、ウェンデルケン、伊勢らとの守護神の座を争う立場で迎えた今季は「こいつが守護神と認めてもらえるまで投げ抜くつもり」と覚悟を持って9回の座を勝ち取るためのアピールを続けてきた。

三浦監督は守護神争いに「しっかり全員で戦っていきます」とワンチームを強調。連投や相手打線との相性、状態も見ながら山崎を軸に森原や伊勢、ウェンデルケンらも合わせて柔軟に戦っていくことになりそうだ。

【関連記事】DeNAニュース一覧