広島床田寛樹投手(29)が1日、今季初登板となる2日ヤクルト戦に向けて調整した。昨季チーム最多11勝を挙げ、今季は新井監督から6連戦初戦となる“火曜日の男”に指名された。

「今年はカード頭で投げないと、とずっと思っていた。それがカード頭で投げられるようになって、それも本拠地で開幕するときに投げられるのはすごくうれしい。何とか結果を出せるように頑張りたい」

本拠地開幕投手へ意気込みを語った。

チームは敵地横浜での開幕3連戦を1勝2敗と負け越し、本拠地開幕戦に臨む。一方、ヤクルトは開幕から2勝1分けで負けなし。床田は昨季ヤクルトと4度対戦して、1勝1敗、防御率3・27。村上には8打数1安打に抑えた。「中軸に得点圏で回さないようにできたらいい」。好発進の打線に警戒心を高める。

新井監督は「彼に対する期待は今年もすごく大きいので、楽しみにしています」とマウンドに送り出す。そんな期待に応える投球を誓う。「僕が勝てばチームのためになると思う。とりあえずイニングをしっかり投げて勝てれば」。連勝に導く投球で、チームを勢いづかせるつもりだ。

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