現在パ・リーグ首位打者の日本ハム田宮裕涼捕手(23)がプロ初の「1番捕手」でスタメン出場する。

6日西武戦はプロ初の5番捕手でフル出場し、2回にチーム初安打となる左前打を放ち、9回には右前打で4打数2安打。これで3試合連続複数安打とし、打率は5割2分4厘でトップを維持している。

新庄剛志監督(52)は試合前に「今日、1番田宮君で行きます。田宮君で」と明言。理由として「1番いいバッターに打席が多く回ってくる方がいいから」と説明した。後攻のホームゲームの場合、1回はベンチに戻ってすぐに打撃の準備をする必要があるが、しっかり布石はある。「あえて。1打席目だけですよ。1番にしたからリードがどうこうとか、そういう問題じゃない。だったら、今でも打ってないでしょ。昨日5番でしょ? 5番の方がバッターとしては責任感じるから。それで普通通りに結果出してるから。1番だったら自由に打っていいよ、という。さらに」。

2~4番、7番は固定も「8番DH」にレイエス、「9番左翼」にスティーブンソン。下位打線に助っ人2人を据えた斬新な打線に、注目だ。

1番捕手 田宮

2番中堅 松本剛

3番右翼 万波

4番DH マルティネス

5番二塁 加藤豪

6番三塁 野村

7番遊撃 水野

8番DH レイエス

9番左翼 スティーブンソン

先発投手 上原

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