ロッテ池田来翔内野手(24)が、サブロー2軍監督(47)の金言を胸に、積極的プレーでレギュラー奪取を誓った。チームは9日からの西武戦、12日からの楽天戦と今季初めて2カード連続でのビジターゲームとなる。左太もも裏の張りで登録抹消された藤岡裕大内野手(30)に変わって二塁を守る池田は、「数字よりかはしっかり試合に出て、自分のいいものを残して、チームに貢献できるように。チャンスなので、積極的にプレーをしていこうと思ってます」と力を込めた。

5日に今季1軍初昇格。サブロー2軍監督(47)からは「泥臭く、お前らしくやってこい」と送り出してもらった。2月の石垣島キャンプでは、サブロー2軍監督の強い希望で新人選手らとともに「育成強化組」として汗を流した。「今までにない疲労感」と話すほど鍛えられた。

成果は着実に出てきている。4日までの2軍戦では、5試合連続安打を記録。「速いボールに差し込まれないように、自分のポイントでしっかり強く振ることだけを意識してやりました」と、打率4割をマークするほど好調だった。1軍昇格後は即スタメン起用されて2試合で5打数無安打だったが、7日のオリックス戦(ZOZOマリン)で、初安打が初打点と決勝打になった。「1本も出ていなかったので、ああいう場面で打ててよかった」。

守備でもサブロー2軍監督から「いいプレーをしなくていいから、はじいても前に落としてアウトに」とアドバイスをもらい、ここまで失策は0だ。3年目を迎える今季を、飛翔の年にする。

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