阪神が広島に敗れ、今季初の貯金はならなかった。

先発の伊藤将司投手(27)が打ち込まれた。初回に長打からピンチを招くと内野ゴロの間に先制点を献上。2回には打者一巡を許して6本の安打で5失点を喫した。直後に代打を送られて2回8安打で自己ワーストタイの6失点。先発の役割を果たせなかった。

打線は4回に森下翔太外野手(23)が今年開場100周年を迎える甲子園での1号となるソロ本塁打。6回には佐藤輝明内野手(25)に適時二塁打が飛び出したが反撃は及ばず。序盤の失点が大きくのしかかった。

勝てば岡田彰布監督(66)が阪神での監督通算484勝目となり、歴代2位の吉田義男氏(90=日刊スポーツ評論家)に並ぶところだったが持ち越しとなった。

【動画】阪神森下翔太が甲子園100周年イヤー第1号!打球速度175キロ 岡田監督もニヤリ