日本ハム水谷瞬外野手(23)が16日、自身のインスタグラムで「Thank you Jackie」と投稿した。

「毎年、現地(米国)時間で4月15日、日本時間では4月16日に(インスタに)上げています」。ナイジェリア人の父を持つ水谷は、初の黒人大リーガーとなったアフリカ系米国人のジャッキー・ロビンソン氏の写真とともに感謝の気持ちをつづった。

水谷 ひとつ心においてプレーしたいなと思う日ではありますし、毎年あらためて感謝できる日なのかなと思います。

メジャーではロビンソン氏がメジャーデビューした毎年4月15日を「ジャッキー・ロビンソンデー」と銘打ち、全球団が背番号「42」を着用して試合を行う。水谷も「その存在自体は学校の授業、中学校ぐらいだと思うんですけど、そういう授業を受けて知っていました」という。メジャーリーグにも興味を持ち、自身も日本でプロ野球選手となると、さらにロビンソン氏の功績の大きさを感じるようになった。だから、毎年4月16日、米国時間では4月15日にロビンソン氏への感謝の気持ちをインスタでつづっているという。

水谷 リスペクトする存在でもありますし、感謝とか。なかなか“みんながみんな”じゃないんで。マンチュウ(日本ハム万波)とか(オリックス)宗さんとか、そういった人たちが、すごく多いわけじゃないんで。今後の子どもたちにも、いい影響を与えつつ、僕も感謝の気持ちを持ちながらプレーできたらなと思って(インスタに)上げています。やっぱり同じようなルーツを持っていて…全部が全部ここまで23年間生きてきてよかったと思えることだけじゃなかったんで。今となっては、そのおかげでこの世界にも入れていますし、いろんな人に覚えやすい感じというか、パッと見で結構覚えていただけることもできましたし。本当にそういう気持ちを大事にしていきたいなと思っています。

先人への感謝の思いを胸に、これからも野球人としてグラウンドへ立ち続ける。【木下大輔】

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