阪神森下翔太外野手が5試合ぶり今季3度目のマルチ安打と奮闘した。打順が14日の中日戦の7番から3番に戻り、1死一塁から巨人山崎伊の外角低め136キロを捉え、8打席ぶりのヒットとなる左前打をマーク。1点を追う4回先頭では外角直球を逆方向にはじき返す右前打で攻撃の起点となった。

森下は「打てなかった時にどうやって修正していくかが、長いシーズン戦う上で大事。打てなかった次の試合でしっかり2本出たのはよかった」と胸をなで下ろした。山崎伊は昨季6打数無安打と苦手としていたが、「甘いボールを1球で仕留められるようにしました」と攻略につなげた。

ただ、4回1死一、二塁で二塁走者だった森下は、ノイジーの二飛で飛び出して戻れず併殺となる走塁ミスでチャンスをつぶした。6、8回の打席では連続で三振に倒れ、中盤以降で課題も残した。

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