阪神伊藤将司投手(27)が、雨天により36分間の試合中断を挟みながら、続投した。

5回無安打無失点と好投を継続。ただ、6回表の攻撃前に試合は中断した。午後7時57分に試合再開。1死一塁で打席が回ってくると、そのまま打席へ向かったが、犠打を決めきることはできなかった。一塁に残り、すぐさまウインドブレーカーを渡された。

試合中断時間が比較的長かったため、もう1度アップをする必要があるとみられ、伊藤将は代打を送られて降板する可能性も考えられた。だが、岡田監督は続投を選択。伊藤将も6回裏のマウンドに上がった。グラウンド状態は悪く、何度もマウンドには土が運ばれている。

降雨コールドゲームで参考記録ながら無安打無得点試合を達成すれば、球界7人目の珍記録。球界では76年のロッテ三井以来、48年ぶり。球団では75年江夏以来の3人目となるところだ。

伊藤将は5回には中前打で出塁。その後、先制のホームを踏んでいた。

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