阪神2軍は、虎の子の1点を守り切り投手戦で白星を飾った。引き分けを挟み、5連勝だ。先発のジェレミー・ビーズリー投手(28)は、7回3安打12奪三振、無失点の好投で、今季ウエスタン・リーグでは29イニング無失点に伸ばした。和田豊2軍監督(61)の一問一答は以下の通り

-ビーズリーが好調

「力でねじ伏せるところと、コントロールができて緩急も使えているし、いろんなことを駆使しながら、マウンドでの向かっていく姿勢がいいよね。打者を圧倒できるような投げっぷりというかね。それプラス、ある程度のコントロールがありながら。ちょっとフォアボールがね。それも1発をくらわないための、無駄なフォアボールではないんだけど、そういうところぐらいかな。セットも、クイックを工夫しながら投げていたし、今のところ非常に状態はいいよね」

-旬のうちに活躍を

「ビーズリーだけじゃなくて、そういう選手が控えている。声がかかるのを待っているので。ただ、いつも言うけどこればっかりは順番が回ってくるまで、しっかりいい状態をキープして声がかかるのを待つ。それがこっちのやるべきことなので」

-引き分け挟んで5連勝。勝つことが選手には好循環

「ファームなんで、時期的なことはあると思うんだけど、選手がいたりいなかったりするんでね、その中で、やっぱり今、この5月に入ってからこういうゲームができてるっていうのは、やっぱり守備が上がってきてるかな。『こんなのすんの?』っていうのが非常に少なくなってきている。だから、今はほんとに集中力を持って、またゲーム展開が集中させると思うけど、その中で、なんとか必死にね、取れなくてもグラブに当てたり、みんな本当に集中して気持ちが入ったプレーができているんでね。バッテリーを含めてね。今のところ、しっかり守れてる」

-守備力では、今の1軍のチームかカラーを見ても、守りが評価として大事

「いや、やっぱり守れないとね。打つだけでは、やっぱりバッティングの状態が悪かったら交代っていう風になってしまうんで、打てなくても守れる選手を作っていきたいね」