DeNAが泥沼の8連敗に沈んだ。攻守でリズムをつかめず、同点の8回に決勝点を献上。後半戦は6試合で8得点と深刻な得点力不足に陥り、借金3で3位阪神に5ゲーム差まで突き放された。

負の連鎖を断ち切れなかった。2回まで19球で無安打無失点に抑えていたルーキー石田裕だったが、3回に安打を集められた。単打3つで2死満塁。広島中村貴をシンカーで遊ゴロに打ち取り、遊撃・森敬が二塁にトスするも、一走・野間の素早い走塁で間一髪セーフ。リクエストの結果も判定は覆らず、フィルダースチョイスで先制点を許した。

直後の4回の攻撃で森敬に打席が回ってくるも、三浦大輔監督(50)は代打京田を送った。前日の同戦でも代打攻勢をかけており、試合前には「できることはどんどんやっていこうかなと思います」と先手先手での積極采配を示唆していた。

1点を追う6回無死二塁には、乱闘寸前の一触即発ムードも。宮崎が広島大瀬良から左腕付近に死球を受けた。宮崎は感情をあらわにし、大瀬良をにらみ付けた。これが両軍入り乱れる事態に発展。田中内野守備兼三塁ベースコーチや三浦監督がなだめるなど、両軍の監督、コーチ、野手陣に加え、ブルペンから中継ぎ陣も飛び出した。乱闘寸前と場内は騒然となった。

その後、無死一、二塁で試合は再開し、山本が犠打で送り、フォードが同点適時打で試合は振り出しに。直後の6回の守備から死球を受けた宮崎はベンチに退いた。

その後も一進一退の攻防が続いていた8回だった。4番手の中川虎が先頭の野間に中前打を浴びると、犠打で1死二塁。その後2死一、二塁とするも、菊池に浮いたフォークを詰まりながらも左前に落とされ、決勝適時打を浴びた。

阪神が巨人に勝利したため、これで3位阪神と5ゲーム差の4位となった。大混戦の上位争いで残り49試合。2カード連続同一カード3連敗で後半戦は6戦全敗と26年ぶりの優勝へ、土俵際に立たされた。

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