阪神は2年ぶりのリーグ優勝を飾った。優勝マジック1で迎えた試合を2-0で勝ち切った。

2点リードの9回。栄光のマウンドに指名されたのは今回も岩崎優(34)だった。

中飛、空振り三振で2死。盛大な「あと1人コール」が鳴り響く中、秋山翔吾外野手(37)を中飛に打ち取った。

近本光司外野手(30)が余裕を持って飛球をつかむと、ベンチから一斉に選手が飛び出し、岩崎を中心にあっという間に喜びの輪ができあがった。ブルペンからも選手が駆けつけた。

大きな輪に向かって藤川監督が拍手しながらゆっくりと近づき、岩崎と抱擁をかわした。満面笑顔のまま、マウンド付近で監督の胴上げが始まった。

岩崎は藤川球児監督(45)の現役時代の登場曲だったLINDBERGの「every little thing every precious thing」をバックに登場した。観客も大声で歌った。

藤川監督は現役当時、セットアッパー、クローザーとして大活躍。阪神ファンは雄姿をこの曲とともに記憶に刻んでいる。

前回優勝時の23年9月14日は岩崎が、ゆずの「栄光の架橋」で9回のマウンドに上がった。

同年7月に脳腫瘍(しゅよう)のため、28歳の若さで亡くなった横田慎太郎さんが愛用していた登場曲。同期の岩崎は「横田の思いも背負っていこうと思って変更をお願いした」と明かした。横田さんの背番号24のユニホームを手に胴上げされた。

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