文化勲章を受章したソフトバンク王貞治球団会長(85)が喜びをかみしめた。球界では今年6月に亡くなった元巨人監督の長嶋茂雄氏以来、2人目。17日、福岡市内の球団事務所で報道陣に対応した王氏は感慨深げに受章の喜びを語った。
「長嶋さんが(文化勲章を)お受けになるというのは当然のことだと思いましたけど、自分もまさかそういう話しが来るとは思ってもいなかったので、本当にびっくりしています。この喜びを(長嶋さんと)一緒に分かち合えたらよかったと思う。長嶋さんも喜んでくれると思うしね」
現役時代は長嶋氏とともに「ON」と呼ばれ、巨人の黄金時代を築き、プロ野球界をけん引した。独特の「一本足打法」で通算868本塁打。前人未到の金字塔は米メジャーを含め「世界一」の数字だ。77年には第1号の国民栄誉賞を受賞。本塁打王15回を含め、数々の打撃タイトルとともにその輝かしい球歴は、まさにプロ野球界の「至宝」と言っていい。巨人、ホークス(ダイエー、ソフトバンク)の監督としても通算1315勝を挙げた。「自分としては身に余る賞だと思っています。あとは、野球だけじゃなくて、違う形でも恩返しをしなきゃいけないと思います」と話した。



