関大がサヨナラ勝ちで国学院大に勝利し、91年準優勝以来の決勝進出を決めた。

プロ注目の米沢友翔投手(4年=金沢)が今大会3試合目となる先発で5回4安打6奪三振1失点。発熱によるコンディション不良のなか粘投となった。初回、3回、5回と三塁まで進められるも、3回の中犠飛での1失点のみ。5回は2者連続で直球での空振り三振を奪い、要所を締める投球で流れを渡さなかった。その後は百合沢飛投手(3年=開星)、中原海晴投手(4年=徳島商)の投手リレー。それぞれ失点するも逆転は許さなかった。

打線は笠井康生捕手(4年=社)が本塁打含む4打数3安打などの活躍で2、4回と得点を重ねた。追いつかれて迎えた最終回、先頭が中前打で出塁し犠打二つで三塁まで進めると、打席にはここまで3三振だった4番山本峻輔外野手(3年=延岡学園)。「もう何もなかったことにして、ここでかえせばって。良いとこどりなんですけど」と切り替えて臨んだ結果が左前打。これが野球人生初のサヨナラ打で「野球してて一番気持ちよかった」と自身にとってもうれしい一打となった。

ついに目標まであと1勝。決勝の相手である慶大(東京6大学)とは19年の明治神宮野球大会決勝で対決しており、そのときは郡司裕也捕手(現日本ハム)の本塁打などで慶大が8-0と完封勝ちだった。今回はリベンジを果たし王者として関西に帰る。

関大が35年ぶり決勝進出 慶大は5年ぶり 渡辺和大が大会タイ8連続三振/詳細