ブルペンで準備中の侍ジャパン大谷翔平投手(28=エンゼルス)が、イニング途中に大慌てでベンチに戻ってきた。6回1死一、二塁、9番中村の打席を迎えた場面で、左翼後方のブルペンからダッシュで三塁側ベンチへ。「3番DH」として打席の準備へ向かった。

大谷は5回裏の攻撃を終え、ベンチからダルビッシュらが準備する左翼後方のブルペンへ向かっていたが、キャッチボールなどは行っていなかった。

大谷の決勝での登板可能性について栗山監督は前日、「体の状態を見ないと分からない。試合前にいいましたけど、可能性はゼロではないので」と話していた。大谷も準決勝のメキシコ戦後「できることをなんでもしたいなと思っている。源田さんもそうですけど、皆いっぱいっぱいでここまで来てる。できることは、一生懸命、それが投げることなのであれば、一生懸命頑張りたい」と、できうる限りの貢献を誓っていた。

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