大相撲の大関経験者で、7月の名古屋場所で左膝前十字靱帯(じんたい)断裂などの大けがを負った十両朝乃山(30=高砂)が、再起に向けて本格的なリハビリを開始したことを明かした。

7日、都内の部屋で稽古用の白まわしを着け、土俵周りで汗を流した。患部にはテーピングなど施すことなく、上半身を中心に強化。稽古後に「週2回、病院でリハビリを始めました」と、順調な回復も手伝い、明るい表情で話した。

まだ左膝を曲げるのには違和感があることと「(左脚に)体重を掛けられないので」と、四股やすり足はできない。ただ、てっぽうや腕立て伏せを繰り返したり、ゴムチューブを使って上半身を鍛えたり、膝を曲げずに左右に体を揺らして大きく足踏みする、四股のような動きをしたりと、できる運動も増えてきた。来年3月の春場所の本土俵復帰を目指している。