HKT48が15日、福岡市のパピヨン24ガスホールで夏祭り公演2日目を行い、ドラフト3期生の松田祐実(16)が劇場公演デビューを飾った。演目はひまわり組「ただいま恋愛中」で、前日の馬場彩華(14)伊藤優絵瑠(ゆえる=14)に続き、初のフルの公演ステージに立った。

 ユニット曲は今田美奈(21)小田彩加(19)と「帰郷」を担当した。曲披露後のMCでは、不思議キャラの小田を警戒する今田が、松田に「(小田が)先輩だからって、あんまり『そうですね』って言ってたら、小田の世界にのみ込まれるよ!」とアドバイス。場内に大きな笑いが起こった。

 147センチと小柄ながら、オープニングから堂々のパフォーマンスを披露した。終盤のMCでは、先輩たちからの質問を受け付けるコーナーも設けられた。山下エミリー(19)から「どうやったらそんなに表情から自信があふれるんですか? 目が輝いてる」と質問されると、松田は「緊張している自分を空っぽにしてやりました」と返答。最後は「先輩たちから『過呼吸になるくらい緊張するよ』と聞いていたんですが、先輩たちが優しくしてくださって、緊張せずにできました」と強心臓ぶりを発揮し、メンバーやファンを驚かせていた。

 この日は、9月23日の第2回ユニットじゃんけん大会に出場が決まった、昨年優勝ユニットfairy w!nkの荒巻美咲(17)運上弘菜(20)も出演した。運上は昨年、本戦のじゃんけんを荒巻にすべて任せて優勝した。今年の作戦も、「負けたら怖いので、みるん(荒巻の愛称)さんに任せて、優勝を目指したい」と明かし、笑わせていた。