NGT48小見山沙空(17)が、今月27日に新潟市内のNGT48劇場で卒業公演を行います。グループの2期生として18年6月にお披露目されてから約3年半のアイドル人生。ラストインタビューをお届けします。【大友陽平】

 

-3年半のアイドル人生が幕を閉じようとしている。振り返ると

小見山 青春だったな! という感じです。中学生の時に入ったんですけど、人間的にも成長している時期にアイドルを全力でやらせていただいて、両立も大変でしたが、たくさんのことを勉強しました

-具体的にはどんなことを学んだ?

小見山 礼儀とか、あいさつもそうです。普通に生活をしていたら、そこまで年上の先輩たちと行動することもないと思いますし、今から考えても本当に必要なことを学ばせていただきました。あとは早起きができるようになりました!(笑い)。もともと朝が弱かったのですが、今はアラームが鳴る5分前ぐらいに目が覚めます。休みの日も、午前7時とかに起きちゃうんです(苦笑い)

-活動で印象に残っていることは

小見山 やっぱり(18年8月の)万代シテイでのステージは一番覚えてます。ファンの方がたくさんいらっしゃって…。こんなに人に見られることはないなって緊張しました。あとはシングル『シャーベットピンク』を『CDTV』で披露させていただいた時に出演して、収録の時は実感がなかったんですけど、家族はもちろん、いろいろな友達から見たよって言われることが初めてで全国放送ってすごいと思いましたし、うれしかったです。あとは10月末の朱鷺メッセでのコンサートです。地元だったので、友達とかも見に来ていて、なんだか不思議な気持ちにもなりました。最後に大きなステージに立たせていただきました

-NGT48らーめん部での活動もあった

小見山 入部させていただいて、レギュラー番組の開始とか、いろいろなことが発表されて、すごくうれしかったです。番組では初めて食リポをやらせていただきました。ラーメン店さんの優しさにも触れました

-アイドルとは

小見山 キラキラしたところしか見てなかったので、思っていた100億倍くらい大変でした。仲間でありライバルだし、学校みたいな感じだけど、お仕事ですし。悔しいこともありましたが楽しいこともたくさんあって、いろんな感情があるなと思いました

-卒業後は

小見山 まだ、かなうかどうかは分からないんですけど、演技のお仕事とか、表に出ることも、いろいろなことに挑戦していきたいと思っています

-最後にファンにメッセージを

小見山 応援してくださってありがとうございます!! という思いを伝えたいです。本当に感謝しかないです! ありがとうございました!!

◆小見山沙空(こみやま・さら)2004年(平16)7月27日、新潟・小千谷市生まれ。愛称「さら」「おさら」。18年6月にNGT48の2期生としてお披露目され加入。年少ユニット「ちっちゃいもんくらぶ」をはじめ、昨年12月から「NGT48らーめん部」メンバーとしても活躍した。血液型A。